4歳からピアノを習い始めましたが、子どもの頃の私は、ピアノは楽譜を読んで弾ければもう終わりでした。
新しい楽譜を読む時にわくわくしたことは覚えています。
あとは曲が仕上がって丸になるといつも母親が喜んでいたことも覚えています。
しかし、弾きながら音を感じてわくわくした記憶はありません。
小6の時に学校で合唱のピアノ伴奏をさせられたのですが、
歌うところに並びたいなぁ・・と心から思ったことを思い出します。
◎音楽がこんなに素晴らしいとは‼
そんな私が、音楽を聴いて自然に涙したのが20歳の時でした。
音楽がこんなに心に衝撃を与えるものだと初めて知りました。
音楽ってこんなに素晴らしいものだったのか!と。
そして、せっかく子どもの頃にピアノを習っていたのに、なぜ、音楽を楽しいと感じなかったのだろう・・?
という疑問と同時に、子どもの頃に費やしたピアノの練習時間への後悔がふつふつと湧いてきました。
そこで、音楽が素晴らしいことを伝える仕事をしたい!と思い、15歳でやめていたピアノを再開しました。
ピアノ再開後、音楽の素晴らしさを伝えたい!ピアノで音楽を感じたい!とたくさんたくさんピアノの練習をしました。
しかし、練習すればするほど私の心の中にはもやもやが増えていきました。
心で感じている音楽と自分の指から流れるピアノの音が一致しないのです。
仕方がないので、どうしたら一致するようになるのか、
ひとつひとつ考えひとつひとつ感覚を感じながら分析しひとつひとつ方法を探していきました。
その途中では腱鞘炎にもなったのですが、その時出会ったアレクサンダーテクニークは私の心と身体へとても良いヒントになりました。
ひとつひとつの方法を見つけ出し積み重ねていきながら生徒さん達を教えていくと、
彼らはどんどん楽しそうに音を感じながら弾けるようになっていきました。
それは私の大きな喜びでした。そしてついに私も、心と指と音をつなげる感覚を感じ確信を持って弾けるようになりました!
心と指と音をつなげて弾く大きなポイントは、心で音を感じることです。そしてそれを指に伝えるのです。
では、心で音を感じるにはどうしたらよいでしょうか?大きなポイントはふたつ、「聴くこと」と「心を用意すること」です。
その中には、メロディー・リズム・ハーモニーを感じ、
ダイナミックス(強弱)・アーティキュレーション・アゴーギグ(テンポのゆれ)・フレーズ・構成を感じていくなど、
心だけでなく頭と身体の使い方も含めて様々なことがあります。
それらのひとつひとつの具体的な方法は、文章では書ききれませんので、ぜひレッスンにいらしてみてください。
30年間指導しながら、たくさんの努力と試行錯誤をしたからこそたどり着いた『心の音の弾き方』をお教えします。
◎黒川 万奈美
東京農工大学農学部卒。尚美学園短期大学ピアノ専攻卒。
2人の子どもを育てながら、心と音と指のつながりを追究してピアノ指導歴30年。
その間、腱鞘炎克服のためにアレクサンダー・テクニークを学んだり、
心の追求のためにカウンセリングの勉強を東京カウンセリングスクールで4年間学ぶ。
草花や自然の木々が大好きで、寄せ植えを作ることが趣味。
また、音楽を聴くこと、本を読むこと、犬との心のふれあいも大好き。
ここね ~心音~ ピアノ教室
埼玉県入間郡毛呂山町南台1-25-1
TEL: 090-2473-3829
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